通所型介護の仕事の中身
デイサービスとは通所型の介護サービスを行う事業を言い、通われる高齢者の方に様々なサービスを提供しています。デイサービスセンター(通所介護施設)で働く介護スタッフの仕事内容は、午前中に利用者の自宅に送迎車両で迎えに行くことから始まります。
午前中はレクリエーションが中心に行われており、希望者にそって入浴介助や排せつ介助なども行います。午後もリハビリやレクリエーションが行われ、おやつを食べたり談笑したりと利用者が有意義な時間を送れるように努めることが介護スタッフの仕事です。
通所介護施設を利用できるのは要介護1から5までに認定された高齢者となっており、介護度が低い方が中心となっています。そのため、通所介護施設では、身体介助よりもリハビリやレクリエーションの運営が中心となると言えます。そういった点が、通所介護施設で働く介護スタッフに資格が必ずしも必要でないとされている所です。
そのため、スキルアップにつながらないと感じる方もいるようで、知識や経験を活かしたい方は入所型の介護施設で働くことが勧められます。一方で、デイサービスセンターで働くことは経験が浅い方や介護の分野が初めてだという方にお勧めとされます。働きながらスキルをしっかり身につけていくことができます。初めての介護職として通所介護施設で働く人は、仕事内容や高齢者施設の違いを把握しておくことが欠かせません。通所介護施設の概要については、こちらのサイト【デイサービスで働こう!】に詳しく書かれていたのでぜひ参考にしてみてください。
実際、通所介護施設で働くスタッフに求められるのは、身体介助スキルよりも、コミュニケーション力であったり、利用者に親しまれる明るく元気な対応だといえます。技術面よりも高齢者との楽しい触れ合いを重点に置く方は検討してみるといいでしょう。